オレゴン シュレッダーブレード3枚刃を試してみた。(赤い3枚刃の方)
秋に入ると草も固くなりナイロンカッターでは刈れなくなるため毎年この時期からは二枚刃を使っていたが今回試しに使ってみた。
初日の感想としては
①板厚があり頑丈だがとにかく重い
②その形状からキックバックしやすい
③重さ故に機動性が悪い
④こりゃ平地専用だな。
といったところ。
重量がとにかく重い為 竿先がずっしり重くなりとても傾斜地で使う気にはなれない。
振るにも力が入り決して軽快には振れない。
地面に刃先が当たると当然キックバックが発生するが中空に保てるほど腕力が有ればと‥‥。
戦車のようにゆっくりではあるがセイタカアワダチソウ ヤマゴボウもバリバリ粉砕して進むタイプ。
メリットとしては刃の重量がある為に慣性モーメントが強く笹があっても弾かれずに叩き切る。
使い方のせいかイメージしてたほど粉砕していないようにも見えた。
比較として使ったツムラの二枚刃はやっぱり軽量で軽快に作業が出来る。
粉砕力はシュレッダーだろうけども そもそもそこまで望んではいない。
10月近いが30度近い気温でこのシュレッダーを使うかどうかだが自分的にはもういいという感じ。
ツムラの二枚刃で十分作業出来る。
改めて二枚刃の凄さを再確認さしてくれる親切な奴だった。
こいつが活躍するところは多分広大な公園のような平地で秋以降の固くなった草を処理する場合だろうな。
自分の場合そんな好条件の場所など殆ど無い。
狭く傾斜 起伏もある日本の山間部ではあまり向いていないように思う。
今回はスチールのFR235で使用したが安価な軽量刈払機では多分すぐにギアやシャフトがダメになって諭吉がすっ飛ぶだろうなと思う。
(FR235もシャフトがフレキシブルシャフトなんでネジ切れるリスクも高い。)
そこまでして粉砕したいとは思わない。
刈って放っておけばそのうち腐るんだから。
自分的にはもういいが、かなりキワモノの刃だと思う。
ツムラの山林用3枚刃はあれはあれで問題が有り結局使わなくなった。
今回も最後は結局普通の二枚刃や三枚刃で刈っていた。
自分の使用用途では結局春夏はナイロン秋冬は二枚刃 三枚刃に落ち着く。これが1番作業効率がベスト。
結論からは今回の赤い挑戦者は期待程じゃ無く二枚刃や三枚刃に置き換わる事は無かった。
残念。
○その後 再挑戦にて活路を見出す