傾斜地の畑で刈払機の形状は何がベストか?を再度検証。
夏場のナイロンカッター時は断然背負だけど秋からの二枚刃シーズンには何がいいか?を同じ現場でそれぞれ比べてみた。
肩掛け式は体の負担が少なく非常に魅力的で出来る事ならこれで行けるとこまで刈りたい。
で、実際使ってみると傾斜地であっても現場の状況による。
木の間隔が1m前後の密集した畑ではさすがに肩掛けか式は無理があった。竿とエンジンが木をかわせずに非常に動きにくい。
背負に変えるとやっぱり動きやすい。
でも屈むことが多いので腰の負担が多い。
悩ましいけど密集した畑では背負、木の間隔が2m以上あれば肩掛け式で使い分ける事にする。
傾斜地かどうかは刈り方でどうとでもなるのでどちらでも大して問題ない。
自分の場合は竿を振れる間隔があるか無いかで都度使い分ける。
いずれ木も間引いて全域肩掛け式で刈れるようにもっていくつもり。
それほど体の負担が両者で違う。
特に腰への負担が背負は厳しく中腰で柿の木の下を刈る際は本当に辛い。
中腰で竿を前に出すような姿勢が腰には1番危険で調子に乗ってギックリ腰になる率が背負は自分の場合は高い。
背負は竿の自由度がきくので同じ位置で出来るだけ広い範囲を稼ごうとついついやってしまう。
基本に忠実に横着せず竿を体から離しすぎず常に足を使って移動し適切な範囲内で刈る
という事を頭では分かってはいるのだけどもやってしまいがち。
この動作が1番腰に悪い。
なので長時間連日刈る場合は背負と肩掛けを使い分け出来る限り負担を減らしている。
草刈りでギックリ腰になる程辛いものは無い。
メインの作業の為に草刈りをしているのにそれで動けなくなっては本末転倒だ。
背負よりも肩掛け 肩掛けループよりも両手ハンドルが断然疲れない。
使い分けれる状況にあれば出来れば使い分けるようにしたい。
将来的に出来るだけ体への負担が少なくなるような作業環境を作りたい。
50近くなり気持ちだけは若いつもりだけどもさすがに20代30代のようにはいかない事を痛感するようになった。
この先更に体が言うことを聞いてくれないだろうからやっぱり作業環境の改善が先決だろうなとも思う。
補足として柿畑の草刈を頼まれてしたが背負は意外と使いにくかった。
枝の伸ばし方にもよるが大体が枝は低く横に伸ばされているので幹回りを刈ろうとするとどうしても深い前傾か膝をついて腕を伸ばす格好になる。
背負部が引っかかりやすい事もありいずれにしても腰にはかなり悪い条件だった。
近隣の柿農家はほぼ皆ループハンドルの軽量機にチップソーというスタイル。
高齢者はほぼほぼチップソーでナイロンを使っているのを見た事が無い。
柿畑はループが鉄板だと痛感した。