2015.2.6 山師の背負子について


山師背負子

本来は林業用のものらしい
背負子は学生以来で懐かしい
当時は50-60kgのゴムボートをくくりつけて歩かされたものだ
ショルダーベルトも当時と変わらず相変わらずというかペラペラ。
登山ブームがささやかれている昨今においても背負子は何十年も進化が無い。
完成されているのか?いやいや課題を残しまくったままだろうというのが正直なとこ。
枝木の束を乗せる為に台を拡張済み
重量増を避けるためにアルミなどで作りたいが当方その術がない。
なのでホムセで木材を買って延長の添え木を固定している。
こいつの良い点は台が折り畳みで邪魔にならない事
又、有効高さが高い事の2点。

荷台部を折りたたむとぺったんこになり山に入り込むにはちょうど良い。

有効高さは重要で他の背負子の多くは架台部が底上げになっており荷物は地面から
10〜15cmほど高い位置に乗せる事になる。
そうすると自然に高さも上がってしまい整備されていない山中を担いで移動するには
かなり問題が出てくる。
枝や蔓に絡みまくってまともに前進すら出来ないのである。
幅は荷の関係からどうしようもないが高さだけは抑えたい。
それらがこいつに決めた理由。
(底上げ架台のタイプはその箇所のパイプがボルト止めの為にすぐにグラグラになる)
あとは固定用にゴムバンドを使ってるがもうちょっとスマートに出来ないか考え中
ぱっと固定出来てぱっと下せる固定方法。背負子のメリットを最大限に生かせる固定方法を
時間をかけて考える事にする。