2015,2,5 山師の作業服についての考察

山師の作業服について考察
冬本番を迎え何かいい作業着はないか?
林業とほぼ同じ環境ですが、作業内容が異なりチェーンソーや草刈り機を使わないのでそれらによる耐性は考えておりません。
大概の人はワークマンや自重堂などの作業着メーカーのものを購入すると思いますが多くの場合屋内作業を前提で
考えられている為に全天候型というものが少ない。求めるものは撥水ではなく防水。

上着(ジャケット 他)
 風、降雪、降雨を防ぐために完全防水のゴアテックス又はそれに準じる素材のもの。
 厳冬期登山用のジャケット、パンツなどはあるが勿体なくて使えない。
 登山程は汗をかかないためにゴア以外の透湿防水素材で十分。
 又、中綿入りは融通が利かないために雨具のジャンルから探す。
 しかし最近のものは素地が薄く破れについて少々不安。
 というのも登山道ではなく藪漕ぎがメインの為にチャチなものではすぐに破れる。
 よってゴアの雨具など勿体なくて着れたものではない。
 そこで現在はオンヨネの雨具を愛用中。夏山〜秋の登山には十分な性能を持っているが価格も安い。
 同じようなものがミズノからも出ているがどちらでも良い。
 要はホームセンターやワークマンのものでは透湿性がない為に汗がこもり逆に寒い思いをする事になる。
 その為にジャケットだけは少々値が張っても(といってもオンヨネは上下で1万前後で買える)良いものが
 いる。毎日山に入ることを考えるとその場しのぎのものではその後の作業に支障が出るのは明白
 しかし、今抱えている問題はジャケットの色。
 登山用はどれも鮮やかで殆どが黒のワンポイントが入り、パンツは黒又は黒っぽい色
 暖かくなってくると当然虫どもが騒ぎ出すためにその対策を考えなければいけない。
 黒は論外でイエローなど刺してくれと言ってるようなもの。
 白か迷彩のいずれか。
 しかし意外と白の雨具って売っていない。あっても警察が着ているようなムレムレのゴツイの。
 モンベル自衛隊の装備で迷彩はあるようなので春以降はそれらにチェンジ予定。
 レイヤードは、一番上は上記のジャケット、中間着はフリースの中厚ジャケット、アンダーは保温効果のある
 厚めの長そでシャツ。
 ホムセやワークマンはジャケットはダメダメであるが、中間着、アンダーは安くて十分使えるものが多い。
 なのでいつも活用さしてもらっている。
 ※形がカチッと決まったジャケットやベストは型がどうも日本人の体形にフィットしない。中国やベトナム
  現地の仕様をそのまま持ってきたような感じでジャストフィットというものが非常に少ない。
  価格は確かに3千円程度で安いが結局は安物買いになるので買うのは中間着とアンダーのみと決めている。

〇パンツ
 これも難しい。
 最近はストレッチ素材も出て作業着屋のズボンも悪くはないが何となくスマートじゃない。
 作業着然としており着心地は二の次。又、雨に濡れると悲惨な事になる。
 かといって常時雨具のパンツをはくわけにもいかない。(動きにくい)
 そこで撥水性、ストレッチ性、動きやすさ、履き心地を求めると結局は登山用のパンツ。
 しかも名前の通ったブランドのものは高過ぎて除外。(ノース、モンベル、他パタゴニアも除外)
 そこで長年お世話になっているサウスフィールド(アルペンのブランド)
 もちろん登山にもここ数年使っているが安く、快適、機能的で文句ない。
 その変わり加飾はないが撥水性能、ストレッチ性、履き心地など必要最低限の機能は備わっている。
 今回も冬本番を控え、スポーツデポに買い出し。
 おおよそ5千円でストレッチカーゴパンツが買える。
 夏用の薄手であればもっと安い。
 値段以上の価値は十分にあると思います。
 本格的な雨、降雪となると上から雨具のパンツを重ね着。そんな時も変にだぶついていなくてGOOD
夏用のものを数年前に1本買ったがオールシーズン履き倒しても破れ知らずで今も活躍中。
 対するヒマラヤにも見に行ったがあんまり使えそうなものはなさそうで品数も少ない、、、、。
 今後もサウスフィールド大活躍です。