刈払機のエアフィルターについて常日頃思うところがあって色々試してみようと思う。
スチールの刈払機には最高のエアフィルターがついているがいかんせん国産機はいまだに
貧弱なスポンジのみというのがほとんど。
その為にナイロンコードを常用していると毎日のようにエアフィルターを通過した粉塵に
手をこまねいていた。
そこで、強力な性能を持つフィルターに交換
興研の集塵マスク 1005型の替えフィルターを流用して装着
輪っか状にして装着しているが高さは23mmほどにしている。
というのもフタをした状態の空間高さが20mmであった為
密着度も考慮して23mm。
逆にこれ以上高くすると大きく変形して隙間が発生する可能性があると考えた。
試しにエンジンを高回転まで回しても幾分か吸気抵抗を感じるものの
エンジンストールはしていないことを見ると何とかいけるんじゃないか?
三菱のTS26エンジンは燃調ネジが横にないタイプで上面のみとなることから
とりあえずはキャブの設定値はそのままにした。
(最近の刈払機は燃調ネジが横についていないのが多いのかな?)
これで当面様子見てパワーダウンなど違和感無く微粒子の捕集効果が期待通りであればラッキーだ。
このフィルターはサブミクロン粒子の捕集率が95%となっているので土埃に対しては効果が高いと期待している。
ホムセで普通にエレメントを買うよりよっぽど安くつき捕集効果が高い。
この夏1シーズンを通して様子を見てみよう。
○検証結果
早速ではあるが結果はNG
吸気抵抗からくるパワーダウンを感じる
防塵性能は高いが内部を見ると変形もしている
恐らく吸気抵抗からくる変形だと思うがこの丸型のタイプは相性が悪いようだ。
やっぱりスポンジに戻す事にする。