2021.8.12. 空調服で酷暑を乗り切る

 

昨年から空調服を導入

それまでは真夏の炎天下で悶えながら耐えていたが便利なものがあるなら導入しない理由は無い、という事で今年で2年目になる。

◯長袖

 

これは防除時や雨天時の作業専用にしている。

生地は防水では無いが撥水程度である程度までは農薬を防げる。

フード付なので上向き散布の際にまともに農薬が落ちて来るが帽子とセットで何とかしのいでいます。

ただしやっぱり半袖やベストと比べると暑いので晴れの時は防除以外では着ない。

 

◯ベスト

 

はじめに買ったのがこれでそれなりに涼しく動きやすいが山仕事では一つ欠点がある。

長袖インナーと腕カバーはしているが二の腕の辺りはシャツ1枚になる為にピンポイントで蜂に刺される。

何度も刺されて嫌気がさしてきたので以下の半袖に変更

 

◯半袖

 

バートルの遮熱効果のある生地の半袖

これは正解だった。

体感の涼しさはベスト以上

ベストと違い半袖は脇も風が通るために脇も冷やす事が出来て体温を下げる効果が高い。

また山仕事では腕カバーをしているがこれで二の腕がインナー1枚が剥き出しになるのを防げる。

はじめからこれにしておけばよかったと思うほど気に入っている。

 

◯総括

 

空調服無しの頃と比べると当然疲れは減ったように思う。

かく汗の量も以前のような自分の汗で溺れるようなかき方は無くなった。

確実に作業効率が上がったと感じているので今ではこれ無しでは仕事が出来ない程。

ただし1点だけ、ファンの音がどうしても大きいのでハチを察知するのが遅れてしまう。

最後に充電したバッテリーを家に忘れた時の絶望感も半端ない。

 

○2022  猛暑の中再度考えてみた

 

昨年購入した半袖のタイプで体はおかけで涼しいがいかんせん頭が帽子をかぶっていても暑く徐々に頭痛がしてくる。

熱中症の初期症状だけどもなんとかならんかと考えている。

バートルのシリーズでも半袖でフード付きというものがある。

今までフード付きは絶対暑苦しいだろうという先入観があったけど防除時は長袖のフード付きを着ているが今まで頭が熱くなるという事は無かった。

首の後ろを如何に冷やして頭を熱から避けるかをずっと悩んでいたけども半袖フード付きなら解決出来るかもしれない。

首筋からゴミが入るのを防いでくれる特典もある。

車に例えるとラジエターが首筋と脇みたいなものなので常に風を送って体温を冷やす必要がある。

試しに近く買ってみようと思う。

 

○フード付きの検証結果

 

メーカーは違うがHOOHと書いているのがファンの取付径が同じなので買ってみた。

遮熱生地のフード付き半袖

v8308という型番

早速使ってみたが効果は有り。

メッシュキャップをかぶった上からフードを被って炎天下で実験。

今まで熱で頭痛がどうしても発生していたがフードの効果は想像以上にあった。

視界の邪魔になるというのもあるが慣れで我慢出来る。

頭痛が無くなり首筋からの木屑や葉っぱのゴミが入るのも無くなり一石二鳥。

やっと最終形態に落ち着いた。

もうフード無しは猛暑の炎天下では着ない。

 

⚫️インナーについて

 

空調服のインナーについて再度検証してみた。

これまでよくある長袖のコンプレッションのクールシャツを着ていたがどうも暑い。

汗をかけば気化熱で冷たくなるという生地のよくある作業着。

空調服とセットという認識でいたが先入観を捨てて違うものを試してみた。

同じく速乾性のシャツだがピッタピタのものではなく生地自体の通気性もサイズ感もゆったり着れるタイプ。

これは効果があった。

空調服内部の風通しが格段に上がり体の温度上昇をだいぶん抑えられる。

ピッタピタのマッスルシャツでは生地と皮膚の間に空間が無く風通しは皆無なのでこの差はかなり大きかった。

猛暑になるほどその差は大きいと体感した。

何故かいまだに空調服のインナーはピッタピタシャツが定番というか洗脳されている。

一度お試しあれ。

コンプレッションでは無い速乾シャツ。

体とシャツの間に風が通り脇にも風が通る。

先入観を捨てて試す価値はある。