2017.7.28. ヤブガラシの根絶は可能か?

[[]]農園で育てている木にからみつく忌わしいヤブガラシ
こいつの為に人生の貴重な時間を大きく割かれる事に怒りが頂点に達してきた。

初年度にとった方法はとにかく切る。プチプチと切りまくって外す。
見かけ上はその時はスッキリするが数ヶ月後には倍返しを食らう事に後々気付く事になる。
次にとった手段は動噴で上から洗車するかの如くグリホサート除草剤(通常希釈の為に150倍程度)をドバドバかけるというヤケクソ気味の方法。
一見効きそうであるが全く効果無く退散。
それ以上希釈倍率をあげると育てている本来の木も死んでしまうのでやめた。
それではと先人の知恵を拝借しようとネットの力をかりる。
方法は絡んだヤブガラシを引きずり落としグルグル巻いて地面に置く。これだけでは不安なのでその上から除草剤30倍希釈をスプレーでかける。
今までの中では1番こいつが効果があったが一発では勿論死なない。
すぐに脇から新芽が出てくる。
そいつも再度同じ方法で退治。
また農園の全体を除草剤散布する時は散布しながら引きずり落として上から150倍希釈の除草剤をかける。(その際はグルグル巻いてる余裕など無い)
これを年間を通して行なっているが絶対数は減少してきていると思う。
ただこの作業をやめた途端に元どおりになるのも容易に想像できる。
絶滅は多分無理だろうが作業を続ける事で絶対数は減らし続ける事は可能だろうというのが現状での見解。
奴らにも奴らなりの役目があるのだろうがそんな事構っていられない。
お勤めご苦労さんと言ったところで易々とお帰りになるようなそんな生っちょろい植物では決してない事が良くわかった年でもある。
しつこくいうがこいつは決して素直な植物ではない。
ひねくり返ってこんがらがって手のつけようも無いほどタチの悪い植物だ。

現状で分かっている有効な方法は
①極力切らずに引きずり落とす
②グルグル巻いて地面に置く
③置いた上から30倍除草剤(グリホとバスタ混合)
④出てきた新芽を再度同様に処理(2ヶ月以内に)
⑤とにかく見つけ次第上記処理

当初半分以上をヤブガラシ に占領されていたが3年目の現在 は8割は奪還に成功し人間が優勢となっている。このまま土俵際まで追い込んでやる。ヤブガラシ が優勢だった頃は心が何度折れそうになった事か。やっつけるスピードより成長するスピードの方が圧倒的に早い。なので現状維持も当初は困難だった。気合いと根性で防衛線を死守し着実に今は奴等を追い詰めている。人間を舐めたら怖い事を思い知らせたる。

ヤブガラシの所以に納得

ヤブガラシの蔓に団子状のものがくっついているのをよく見かけていたがそれが何なのかが分かって愕然としている。
その団子は樹幹に巻きつく蔓にくっついているので必然的に樹幹にくっついている。なんとそれは害虫の巣だった。
ガットというのか鉄砲虫というのか樹幹に穴を開け樹幹内部に侵入して食い荒らす害虫だった。
何という連携プレー。見事だ。
ヤブガラシは木を覆い隠し更に樹幹内部に害虫を侵入させる事で木の息の根を止める。
そらダブルパンチを食らうと枯れてしまう。
関心している場合では無いがとんでもなく厄介だという事が改めて分かった。
対抗策は今の所早期に発見し外すしか無い。


ヤブガラシ対策のその後について

その後何年も上記処理をして防衛線を維持してきたがその労力は年々減ればいいが全く変わらない。
一旦衰えたように見える奴らは必ず出てくる。
必ずだ。
何年も無駄な労力をかけて分かった結論はクルクルやっても何の意味も無かったという事。
こんなバカらしい無駄な労力を一体どれだけ費やしただろうと思い始めた。
そこでこれで駄目だったらもう撤退する意気込みで奴らに決定打を与える方法を実施する事にした。

これが決定打になるか? 以下参照

[https://y-yuji19750709.hatenadiary.org/entry/2022/09/28/135644