2017.5.15 長靴を新調 アキレス ワークマスター

スパイク長靴が またまたボロボロになったので買い換えた。
今回は趣向を変えてアキレス ワークマスターというものにした。

三千円程度と安価でワークマンに大抵売っているのでサイズ合わせも大丈夫

スパイクは無いが耐久性が高いと評判らしい。
傾斜地での山仕事の為にスパイク付きが欲しかったが当然アキレスは無く破れに強いとなると選択肢は大同のマイティーブーツしかなかった。
しかしマイティーブーツは2万前後するシロモノでおいそれとは買えない。
これが一年以内に破れたら泣くに泣けない事になる。
2万するなら最低2年はもたないと意味が無いが恐らく難しいのでは?
という予測から今回のアキレスに踏み切ったわけだ。
グリップは犠牲にしても安価で破れにくいのであればこういう選択肢もありかな?と考えた。
当方の仕事場は平均斜度35度
降雨後はズルズルの滑り台状態
今まではスパイク付きじゃないと安心して作業出来なかった。

使ってみた感想は
◯先芯無しの為につま先のストレスが無い(丸五の同種のものは先芯有りでつま先が痛い)
◯裾入れ口は絞っていないのでゴミの侵入は普通にあるがなんとか許容範囲
◯靴底のゴム質は柔らかいので地面への食い込みはあまり期待出来ない。
◯案の定泥濘傾斜地では食い込まないので当然滑る
◯これは個人差はあるが裾入れ口の高さも結構あり口も広いので膝を曲げると膝裏に干渉する。
まあこれも慣れの問題だ。


グリップに関しては当然ながら不足するがこれが1年破れないのであれば我慢してもいい。
今までスパイクに頼り切った歩き方をしていたので改めるしかない。
慣れれば良い。
どうしてもスパイクじゃないとダメっていうシチュエーションは考えてみると少ない。
あれば当然安全安心だが無いと絶対困るかと言われれば困ると言い切れない。
スパイク付きを条件にすると選択肢がほとんど無くなるがその条件を外すと少しは広がる。


これから長期間評価に入るが仮に数ヶ月で今まで同様に破れるのであればこれを選ぶメリットが全く無い。
さあどうなるか。
楽しみだ。
半年以上持ってくれればまあ合格ライン
1年もてば満点

これまで何を買っても1ヶ月千円のコストであったがこのワークマスターはその記録を破ることが出来るか?
あまり過大な期待をしてもダメだが‥‥
今後のレポートに乞うご期待

◯1ヶ月経過

この時点でトラブルが起こる方がおかしいが別段問題なし
破れも無くほぼ毎日履きまくっている。
グリップの弱さは多少慣れて来た。
急傾斜では今まではスパイクで踏ん張れたところが膝を使うなどあるがこれも慣れ。
裾入れ口が広い為脱ぎ履きはしやすい。

◯3ヶ月経過

他のホームセンターの安物はたいがいこれくらいでどこかしろ破れてくるがこいつは今の所ノートラブル
グリップの弱さは相変わらずだがもう慣れた。
弱いなりの歩き方を心得れば良い。
破れなども全く無くほぼ毎日手荒に使用しているがビクともしない。
ひょっとするとやっぱりこいつは定評通り凄いやつかもしれない。
今後冬場のバリバリになった笹などの突き刺さりにどう耐えるかが見もの。

◯6ヶ月経過

だいたいこの辺で1万のミツウマや大同の林業用スパイク長靴は穴が開く。
しかしこいつは破れる気配がまだ無い。
けなげにいい仕事をしてくれている。
三千円でこれだけもてば大したものである。
グリップ力がどうしても欲しい傾斜地での刈払機やチェーンソーの作業の際は草刈りスパイクをつけている。
一言で言うと安価でタフな長靴と言える。

◯8ヶ月経過
依然として破れる気配は無い
中の内張りも破れ無し
ソールもまだまだ使える
現在のところ全く持って問題無し
ミツウマと大同のスパイクではこの時点でどこかしろ穴が開き始めていた。
それらは補修しながらルンペンみたいに履いていたがこいつは手荒に履いている割に頑丈そのもの。
コスパは最高と思う。

○10ヶ月経過
これだけはいてもまだまだ健在
穴は何処も空いておらずソールもそれほど減っていない。
山中を縦横無尽にガシガシ歩いているが故障知らず。
3000円でこれだけ履ければもう拍手ものだ。
さすがアキレス。
自分にとって長靴は毎日使う大事な大事な仕事道具。
何度も言うがこいつは最高。
もう他は履けない。(たぶん)

◯1年経過

ご覧の通りソールの減りもそれほどなく何処も破れていない。
至って普通に1年経っても履いている。
もうこら圧巻の耐久性としか言いようが無い。
ブラボーである。
今までの1万していたミツウマや大同は一体なんだったんだ?
コストパフォーマンスは最高
靴の中にゴミは入りやすいが気になるほどでも無い。
3000円で1年破れなど何の問題も無く履けるこの長靴を知ってしまうともう1万以上の
クソ高い長靴など履いてられない。





◯更なるグリップ力の確保

雨の後のズルズルの斜面対策として6本爪アイゼンを試しに使ってみた。
20年ほど前のカジタックス製を押入れから引っ張り出して来た。
さすがにグリップは完璧。
ただし固定ベルトが長靴に食い込み少々痛い。
チェーンソーや刈払機を斜面で使用する場合にどうしても足場を固める必要があり試してみた。
ホムセに売ってる4本爪でも使えない事は無いが外れやすくすぐに紛失する。
(最悪買った初日に紛失する)
平地では勿論歩きにくいが当方の作業場は全域が傾斜地(元果樹園)なのでその点は問題無い。
このベルトの痛さが無ければ結構いいと思う。
→ 結局食い込むベルトが痛いのでチェーンソーや刈払機を使用する時だけに限定。