2016.9.8. 動噴 丸山MS310を導入

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4町歩の農園の除草作業でこれまでだましだまし使っていた小型の物がお釈迦になったのでついにまともな動噴を導入。
念願の泣く子も黙る丸山製 MS310(現行品では無く中古品)

スペック
最大圧力 5kg
吸水量 25L
馬力 3.7ps

不満の無いまっとうな数値が並んでいる。
三菱エンジンでかかりもストレス無し。
今までのがあんまりにもちゃっちい過ぎたのであまりの違いに愕然とする。
水鉄砲と放水銃くらいの差
よくまあ今まであんな小ちゃな動噴でやってたもんだ。
デカイ銃にはデカイ銃で戦え。
これでもかと生えまくっている4町歩の雑草ジャングルにはデカイ動噴で挑むべし。

ひとまずはこれで軽トラに積んで行っても恥ずかしく無い。
なんせ農園が山のてっぺんにあるので下の柿畑を何軒も縫って登らないと行けないので
結構チェックされてるみたい。

ほぼ毎朝顔を合わす85の地主さんも下で柿畑をやっているがそれらを見ては色々とアドバイスしてくれる。
昔は15人も雇っての大農園の親分。
我が師匠と勝手に自分は思っている。

重量が30キロほどあるので機動性は無くなったがそれはパワーとホースの延長で補える。
軽トラに積むたびにギックリ腰の恐怖が脳裏をよぎる。

三種の神器である刈払機 運搬車 動噴の3つがこれでコンプリート
やっと道具だけは一人前に揃ったのであとは気合と根性か。

念願の巻き取りリールも買って準備は万端
このリール、意外と使っていない農家も多い。
自分の場合は100mが基本なので丸めて束ねても
使うときはこんがらがるのが毎度。
ねじれもひどく実に非効率だった。
イライラ度全開で暑いので余計うんざりしてくる。
1万でこのストレスから解放されるのであれば安いもんだ。
これは買って大正解でした。
400Lタンクも載せて荷台は満載状態になってもた。
ホースは8.5mm 50m ×2巻を連結で100m
予備で6.5mm 30mがあるが100mでも届かない所に最悪連結する予定。
✳︎ホースは極力50mだけにし必要箇所のみ延長しろとベテラン農家から忠告されています。
動噴の負担を少しでも減らし長持ちさせる為との事。

明日から再び雑草との戦いが始まる。
第2ラウンドのゴングが鳴った。

◯2017.6.29. トラブル発生

突如訪れたトラブルだった。
吸い上げが出来なくなりポンプの異常が発生
ゴミ詰まりかと思い吸い込み側に水道水を流し込んだがどうも圧も安定しない。
圧がかかるまで時間がかかり、針振れもある。
ということはピストンパッキンが原因。
年間15,000リッター前後の除草剤をまいた計算になる。

見事に3つのうち2つのパッキンが破損していた。
地主さんはよく使う現場近くの農協を勧めていた。
そこには修理の神がいてると。
しかし家からは1時間も離れているので結局家の近所の農協に持ち込んだが正解だった。
軽く1万は越すだろうと思っていたがその半分以下の出費で済んだ。
しかも1日で仕上げるという早業
神様は意外と近くにいた。
農機具屋ならぼったくられていたであろうと思うと農協は何と良心的か。
今まで農協=手数料取るだけの役所仕事と思っていたが改めて無くてはいけない。

それにしても個人の農機具屋ってあんまりいいイメージを持っていない。
客商売でありながら排他的な雰囲気
全てでは無いが概してそういう所がある。
村の需要だけで満足していると外部からの需要には関心が薄れるのか?
向上心があればそんな態度は全く不要のはずなんだが。
サービスは良いに越した事は無い。