2014年1月11日 山上ケ岳(大峰)

2週連続で山上へ。今回は朝出遅れて結局スタートは昼過ぎ。
最強寒波襲来ということもあり洞川は一面雪景色。
ごろごろ茶屋から上の駐車場までは降り積もった雪で少々不安でしたがなんとか行けました。
FF車ではちょっと厳しいかなと思います。
今回はテント泊ということで久しぶりの大型ザック登場。
20年前のオスプレー ハイランダー 80L。
今日は大量の新雪が予想されるのでスノーシューも。
汗をかかぬようゆーっくり登り洞辻茶屋に着くころは4時前。この時点で気温はマイナス8度。
山頂まで例年であれば1時間程度で行けるのであるが今回は夕暮れまでには着きそうもないので最後の小屋(資材小屋)の横にテントを設営。
夜にはマイナス12〜13度。テントの中の水が凍り始めたのを見てなんでこんな日に来たのか、、、、と少々後悔。
翌朝はテント撤収も気合と根性で行うが指先の感覚がすでにない。
5本指のフリース素地にオーバーグルーブというスタンダードなものであるが今回ばかりは噂のBDロブスターが欲しくなった。
靴底用カイロ(通常のカイロよりも熱い)を手袋に入れているが暖かいのは手のひらだけで指は死んだまま、、、、。この寒さなんとかならんもんか?
平成新道のトラバースは先週は行けたけども今回は更につもりその傾斜角度も深刻な状況になっていた。
下山途中に(確か一本松茶屋)中高年グループが登ってこられたが残念な事にまたもや女性もおられる。山をやる人は少なくとも世の中のルールは遵守するタイプだと勝手に想像していたが、どの世界にも例外はいるものでこんな山奥にもそれがいる。哀しいがそれが現実。
しかし、服装、装備からして軽装に近い。リーダー格もこの上の状況は把握していない。大丈夫か?無事に引き返されることを願いつつ我々は一路温泉に逃げ込むことにする


毎年この祠はこのように巨大なつららが出来てます。