ツムラの八枚刃
昨年に購入してまだ使ってなかったので今回初めて使用。
畑の一角にはびこる笹を刈るのにたまたまこいつをセット。
で、感想はというとなかなかよろしい。
3枚刃では抵抗が大きかった笹ジャングルもこれならスムーズに刈れる。
2センチ程度の雑木も普通に切れるので色んなものが混在している箇所にはちょうどいい。
今回は1年放置した箇所だが笹や親指くらいの雑木も気持ちよく刈っていく。
二枚刃や三枚刃のような飛散も圧倒的に少ない。
機械への負担も少ない。
この点は重要で特に2枚刃や3枚刃を多用する方は機械へのダメージをシビアに考えていると思う。ギヤやシャフトは思っている以上に負担が大きい。
これはチップソーに近い使い勝手と思う。
飛散や抵抗も少なく研ぎ直しが容易となれば体や機械、財布にも優しい三拍子が揃う逸品となる。
あとは自分でどう研磨しながら使うかが問題。
研ぎやすければ三枚刃とチェンジという事もある。
しかし刃はともかく外周部をどう均等に削るか？フリーハンドじゃバランスが狂いまくるだろうし、、、、、。また暇が出来たら考える事にする。
○研ぎ直しについて
だいたい2タンク分も使ったら刃が摩耗してくるので研ぎ直しをする事にした。
と言っても刃の角が丸くなったところをグラインダーでカットするというもの。
具体的には外周から摩耗し凹んだ部分を境目に刃が中心に対し直角になるようにグラインダーでその部分のみフリーハンドでカット。だいたい10mm角の範囲となる。カット後は必要かどうか分からないが一応刃の部分も研いで置いた。
一回の研ぎ直しでだいたい直径が5mmほど小さくなる事を考えたら実用範囲は4-5回程度か？とも思う。今回は255だが305mmがあれば大きいサイズを買っておけばその分寿命も長くなるのでお得感も出る。
○本格投入後の感想
2cm程度までの細い雑木は面白いように切れる。
3cm程度になると、切れない事は無い程度。
石の多い現場で使っていた為に案の定刃は変形しひび割れまで発生した。
ヒビが深くまで行ったのでこれはスクラップ行きとなる。
確かに細い雑木など入り混じった現場では重宝するが板厚が1.4mmでは少々心もとない。
とはいっても国産メーカーは一様に1.4mm。
こればっかりは仕方がない。
なので使い方としては石の無い管理された畑で色んなものをぶった斬りたい時にはいい選択。
万能性もあり研ぎ直しも効くのでお得だと思う。
ただし、石の多い場所ではあっという間に割れが発生するのでご注意を。
チップソー以上にコストが高くつく事になる。
