2013,6,14  登山でのカメラザック考察2 (最終形・・・・暫定かもしれないけど)

カメラ機材をシンプルにし
D700 28-70 F2.8 70-200 F2.8 VRとレンズ2本に絞った場合のパターン。
三脚はベルボン Lカルマーニュ645(約2kg)

28-70を付けた状態のD700(縦位置ブリップは重いので外す)を体の全面に
ザックのショルダーベルトのD環にクイックリリースベルトを両側に装着し
カメラ側のベルトにも同様に装着し、首からかけるのではなくショルダーベルトで
下げる。
このために首は痛くはならず尚且つ片方だけでもバックルを外せば縦位置でも十分なスタンスが取れる。しかしブラつきを抑えるために何かもうひと工夫がいる。
夏場は汗を大量に流しながらの登山になるためにこのままではカメラが汗まみれになり特にボタン類に入り込むとやっかいなので何でもいいのでカバーをかぶせる。
ハイパロンのスタッフバックでもいいし食品工場でよく使うキノコのようなビニールのキャップでもいい。
ヒップベルトにはLowProのレンズエクスチェンジャーを装着。
ここには70-200を入れておく。
そのままではヒップベルトにつかないためにベルクロテープでポーチ側のD環に通しぐるぐると2回くらいヒップベルトに巻けば十分な固定力となる。
又、マジックテープの為に別のザックへの付け替えもこれなら可能。



ただし、このレンズエクスチェンジャーは注意があり現行のNikonのレンズなら
特に問題はないと思うが28-70(前のタイプ)ではフードが大きすぎて入れるのに苦労する。上向きなら半分ほど収まるが下向きには先に70-200を入れていると
どうやっても入らない。
又70-200もフードが多少ポーチ内で引っかかりレンズを取るとポーチの底にフードだけが取り残されるということもある。
しかし、交換時に最大2本のレンズを入れておけるのは置き場のない山では必須となり、有りがたいアイデアと思う。(24-70なら多分無理なく入ると思う・・・・持ってないので推測)

で、問題の三脚の固定方法であるが、ザックのサイドの底に近いところにベルボンの三脚ベルトの巾着(???)を縫い付けてある。
なぜか?35Lクラスのザックの場合、サイドのストック差し、サイドのベルトが小さいこともありベルボン645クラスでもそのままでは固定力に不安が残る。
そこで、三脚の下側をこの固定された巾着に差し込み、あとはザックのサイドベルトを上下2か所締めれば全く問題なく固定できる。
三脚の形状から単にサイドベルトだけでは振動で緩んでくる場合があるからだ。

このようにザックへはレンズ、カメラ本体ともに入れることなく、手持ちであれば
ザックを下すことなくレンズ交換も可能なシステムの完成である。
*レンズのポーチが重い為にあまり小さいザックでは片荷となるためにベルトがズレルおそれあり。仮に17-35などの広角ズームを入れたポーチを反対側にもつければバランスは取れるかなと思う。

追記:実戦投入したものの、、、やはり不具合が。
   ウエストのレンズポーチはやっぱりというか邪魔。脚は干渉しないが
   手にあたる。特にストックを使用しての歩行となると邪魔。
   これは外すべきだな、、と。ザックに入れるとまた面倒だしサイドにつけるの
   もどうか?とも思いう。またスパイラルにはまってしまった。
追記:TNF テラフォトも現物を期待を込めて確認しにいきましたが、やっぱり私的にはNG
例にもれずヒップベルトがヘナヘナでとても重量を効率よく支えられると思えない。
   〇ックスのものもついでに見たがお前もか!!!!と。(ヒップベルトへなへなでNG)
機材を入れた重量は通常の登山用具のみの場合でだいたい80Lクラスの重量になるのですが
   どれもこれもヘナヘナのヒップベルト。そんな80Lクラスのザックありますか?無いですよ   ね?
   国内メーカーでセロトーレというメーカーがありますがザックの基本機能をこだわって
作りこんでいるので出来ればこのメーカーにカメラザックを作ってほしいな〜と希望的な
   観測です。
   虚飾はないが本当に必要な機能を愚直に作られている真面目なメーカーと思います。
   なければそのメーカーのをベースに改造してみようかな?とも考えています。