カメラザックの考察  こんなザックがあれば買いたい

これまでカメラザックは何種類が試しましたが、満点もしくは限りなく近いものはなく惜しい又は全くダメなものばかりでした。
三脚固定方法、収納レイアウトなど色々あるでしょうが登山に使用するザックとして基本的な機能を十分に持っているものはいまだめぐり合っておりません。
その機能とは
①背面長の調整が出来、体型に合わせられること
 何種かのザックは出来るものはありますが、まだ満足なものではないと思います
 特に40Lクラス以下ではザックのサイズが小さいこともあり背面長の調整幅の上限
 が短いということ。身長で言うと170cm以上に合うものは存在しないと思います
 めいいっぱい伸ばしてもウエストベルトが大分上になってしまいます。
 これでは荷重を腰で支えられず肩に集中することになります。
 中高年者など身長が比較的低い方には合うかもしれませんが一般的な成人男性で は合わないものがほとんどだと思います(合うものは見たことない)
②ヒップベルトが頑丈で確実に腰で支えられること
 販売されているすべてのザックに言えますが、まともなヒップベルトがついてい るものは残念ながらありません。
 惜しいものはありますがそれでもまだ登山用としては貧弱なものです。
 某国内有名メーカー(山岳写真用ザックメーカー)のものはこの典型的な例です
 ザック容量40Lクラス60Lクラスの大型のものもすべて確認しましたがかなり貧弱 なベルトしかついておりません。
 登山用ザックとは比べものにならないほどお粗末なものでこれでは腰では支えら れません。結果的に肩だけで担ぐことになり苦行を強いられます。
 例えるなら昔のキスリングザックでしょう。直立歩行はほぼ無理でかなりの前傾
 姿勢で荷重を背中に乗せることでごまかすのが精いっぱい。
 いつの時代の設計思想なのか?昭和?大正?
 雑誌記事などで山岳写真の定番とされているようですが、本当に買った方は満足
 しているのか?私には高価、頑丈だけが特徴のザックにしか見えません。
 カメラ機材を入れると相当な重量になるはず。たとえ小型、中型のザックであっ ても機材を入れるとそれだけで軽く10kgは超えるはず。そこに登山用具を入れる と20kg前後には少なくともなる。テント泊、縦走などしようものなら30kg前後
 例えば登山用のザックで60Lや80Lを購入するとき、貧弱なヒップベルトしかつい ていないザックなんて誰が選ぶでしょうか?選んだ方はご愁傷様としか言いよう がないです。というかまずそんなザック選ばないでしょう。
 でも何故カメラ用ザックとなるとこの点が軽視されているのでしょうか?
 いまだに満足なものがありません。
①と②両方満足するものがあれば例えデザインが悪くても欲しいです。
*いずれの点も登山用ザックとしては本当に当たり前のことなんですけどね、、、。

どこか出してくれないかしら?グレゴリー、カリマー、オスプレー、など本気で
作ったら某国内有名メーカーのカメラザックなんて博物館入りだと思うのですが。