2014.10.19 粗砥買い替え 鉈を研ぐ

[[]]
堺祭りでちょうど堺に来ていたので粗砥石を購入
3丁掛けのPA220とだけ書いている。
ネットでは恐らく同じと思われるものが「今西製砥 あらと君」と可愛らしいネーミングで売られてます。
これまでの古典的なGC46 80 220はいずれも減りが尋常ではなく平面度を保つのが困難でしたが
これに替えた途端 減りは随分とマシでそれよりも切削能力が非常に高いことが分かった。
PAとあるのでピンクアルミナの砥粒ですが従来のGC砥石よりも格段に切削能力が高く粗砥らしくかなり軽快に削れます。故に短時間で切削出来る為に減りも抑えられる。
これまでのGCの粗砥は減りが早い割に切削能力がかなりイマイチだった。
減るわ削れないわでこれほどに違うとこのPA220は感動もの。
ただし、吸水性(保水性)が低く水から上げると干上がるのは早いです。
水を滴々上から落としながら使うと具合が良い。
(保水性が無いのでこうするしか無い)
もっと他にいい粗砥があるかもしれないが現時点ではベストで当分これでいこうと思います。
重ねて言いますが切削能力が非常に高いので削りすぎに注意も必要です。
そういやこの間、土佐の腰鉈の刃先を蛤刃からフラットに直したところだが実験してみると
強度がかなり不足して微細な刃欠けが頻発してしまった。
また切る対象も変わった為に改めてこいつで蛤刃に刃を研ぎ直す事にしました。