[][][[]]スパイク長靴 大同キープNDX
ミツウマのFMDXがダメになったので今度は大同版を買ってみた。
いずれも林業用スパイク長靴として売られている。
外観は殆ど同じでどっちが本家か知らないがどう見てもクリソツで値段も同じ
ゴム質がミツウマと比べると大同は少し硬め。
ひょっとすると強度がこちらの方がいいかも。
サイズ表記、実寸はミツウマとほぼ同じ。
但し1点だけ大きく違う点がある。
足の甲に当たる部分がミツウマのピッタリ感を重視した物に比べ背が高く
作られている。
その為に足入れは楽であるが今度は若干カカトが浮きやすくなっている。
おっとこれは想定外だったと若干後悔しているが慣れで解決出来るかこれから
検証してみる事にする。
⇨慣れれば特に気にならない。
スパイクはダブルピンで不満は無い。
ミツウマのスパイクとは形状が違うがどちらがいいのやら？
上記のようにミツウマと比べるとゴム質は硬めに作られており
斜面での踏ん張りが効きやすいと思うが甲高の形状がどう作業に影響するかこれからじっくり検証してみる事にする。
ちなみに価格はいずれも同じで1万を僅かに切るほど。
1年もってくれるように祈ります。
◯途中経過
やっぱりミツウマと比べるとシッカリ感はこっちが上。少しではあるが硬めに作られているので踏ん張りが効く。
フィット感もグリップも過不足無い。
但しインナーの生地のカカト部は弱いようで数ヶ月で結構ボロボロ
その他は問題無し
あとは耐久性をじっくり検証する
⚫️4ヶ月経過
ほぼ毎日履いて早4ヶ月
インナーのかかと付近は擦れて損傷しているが
スパイクやゴムピンはほとんど無傷
削れによるスパイクの土台ゴムの崩れなども無い
ミツウマのFMDXと比べると素材のゴムが少し硬くしっかり感がある
故に剛性不足による腰砕け感も無い
靴底も同様に削れにくい
今の所アッパー（胴部分）の破れも無い
比較すると結構いいんじゃないかな？
ミツウマはこの時点でスパイクの土台ゴムやアッパーの削れ 破れが発生している。
（インナーが弱く かかと付近が損傷しているが別段気にせずはいている）
但し重量は大同 ミツウマともにずっしり重い。
長年登山靴に慣れた健脚ならあまりこの点は気にならないと思う。
○6ヶ月経過後
半年後でもスパイクは健在
土台ゴムも削れてはいるがミツウマほどでもない
アッパーの破れも一切無い（やはり硬めのゴムが効いている）
現時点ではミツウマより大同の方が耐久性が高いと言える
ミツウマ製はこの時点で既にアッパーの破れが発生している。
しかしコストパフォーマンスから見るとまだ油断は出来ない。
少なくともあと3ヶ月（計9ヶ月）でトントン
1年もてば晴れて合格
◯9ヶ月経過
これまで何の問題も無いので油断してたらザックリと裂けた。
雑木の中を這いずり回ってるとブスッと枯れ枝が。
スパイクはまだまだ使えるのにナンテコッタ。
ショック過ぎる。
確かミツウマも同じくらいで同じ所がザックリとなった。
アラミド繊維を使用しているマイティーブーツは破れる心配は無さそうだが
今度はスパイクが多分感覚的に1年〜1年数ヶ月ってとこだと思う。
価格差は1.3倍〜1.6倍（ニューマイティーと旧マイティーの場合）
普通に考えるとコストメリットが無い。
安価なスパイク地下足袋に心が揺れるが‥‥
○10ヶ月経過
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y:image:w360]
見ての通りで破れた箇所をその都度ゴムシートを靴底補修剤で補修
左右共に大体同じ箇所が破れる。
土踏まず近辺とその外側が鬼門だ。
補修しても1ヶ月程度で剥がれてくる。
既に2000円近く補修代がかかっている。
破れた箇所をパンク修理のようにゴムシートを貼り付けるがその端は必ず凹凸が出来る。
その凹凸に枝などが引っかかりえぐるように剥がれる。
どう補修してもこれは避けられないので応急処置にしかならない。
なので補修しても期待したほどもたないのが実情
アッパーの他のところは破れも無く未だに健在。
スパイクはまだ少しだが残っている。
しかし一年半はスパイクはもちそうに無い。
結論として破れの補修をしながらではあるが山仕事ではギリギリ一年の寿命と思える。
ミツウマ版でも補修しながら履けば同じくらいの寿命と思う。
（年間250日程度履いた場合）
仮に2〜3年もつかと聞かれれば間違いなくNOと言える。
もって1年がいいとこ。
これが良いのか悪いのかは分からないが今の所自分の場合では値段相応と思う。
3000円で3ヶ月持たない安物と1万でギリ1年とではコスパはあんまり変わらない。
おおよそ1ヶ月で1000円の計算が基準となっている。
この破れさえ無ければあと数ヶ月は履けたと思う。
以下 ミツウマ版の購入後の感想です
2015.3.15. ミツウマ 林業用長靴 NS FMDX - y.yujiの備忘録
◯2017年5月追記
ミツウマ 大同共に1年で1万円はやはり高い買い物
潤沢な財源があれば2万前後のケブラー入りなども候補に上がるがそれにしても高い。
そこでネットで調べると同じ悩みを抱えた方が結構いてるようだ。
皆一様に三千円なら三カ月の寿命
しかし中には結構強度の高いものがある事を発見
丸五 安全プロハークス#870
アキレス ワークマスター
の2種
値段は3千円台とかなり魅力的
ただしスパイクは無い
ネックはこのスパイクであるがこれにこだわると選択肢が殆ど無くなる。
ただでさえマニアックな長靴でしかもスパイク付きとなると強度を求めれば大同一択となる。
上記の内丸五はワークマンにあったと思う。
グリップは犠牲にして耐久性を求めるというスタンスに考え方を変えないといけないかも知れない。
ちょうど今の時期は除草剤散布でホースを使うのでスパイク付きだとホースを踏んでしまうと穴が空くがそれらなら安心して履ける。
今年一回これでチャレンジしてみようと思う
以下はアキレス ワークマスターの感想
