ナイロンカッターと二枚刃の融合はいかに?
7月に入ると畑は本格的にジャングル化してくる。
厄介なのがセイタカアワダチソウとヨウシュヤマゴボウ。
特にヨウシュヤマゴボウは背丈2メートル直径3センチくらいにもなる。
勿論それらはナイロンカッターではなかなか歯が立たない。
作業性がものすごく落ちていた。
今までは絡み防止の鉄板で無理矢理切っていたがこれじゃラチがあかんと思い二枚刃を今回追加。
近所の農協で急いで買ったので255サイズを買ってしまったが後から思えば230サイズにすべきだった。
で、感想はというと二枚刃の分だけ竿先がズシリと重くなったが慣れれば許容範囲。
で肝心の切れはというとナイロンカッターで歯が立たない奴らもこれにかかればメッタ斬り。
ただしその際にナイロンカッターは切れるか激しく消耗してしまう。
こればっかりは致し方ない。
バリバリいいながらとにかく進む事が出来る。
勿論ナイロンカッターが無くなっても刃が新しいうちは引き続いて作業は出来る。
当面の課題は竿先の軽量化。
230サイズであれば重量も多少マシになりナイロンカッターをメインに使う形になるので本来の用途に合う。
しかし、ふと思ったが二枚刃だけでいいんじゃないの?
と思ったけど実際使ってみるとやっぱり組み合わせて使う方が粉砕効率がいい。
又仕上がりも綺麗になる。
2タンク分も使うと二枚刃は結構ズタボロになる。
石やらなんやらで刃こぼれだらけ。
この二枚刃だけで使うとなるとこの状態では普通の草は全然切れなくなる。
ナイロンカッターで普通の草を粉砕し二枚刃の担当はセイタカアワダチソウとヨウシュヤマゴボウとその他硬い草。叩き切る専門。
なので二枚刃の刃がこんな状態でもまあ大丈夫。
あと余談だけどもこのマキタのウルトラオート4 のホルダーは本体内蔵のナットであるために本体をグルグル回して締めるタイプ。
故に固着すると外すのに結構難儀する。
からんだ糸を外す際などものすごく手間になる。
また二枚刃と共締めする際は隙間ができるのでそのままでは刃は固定出来ないのでゴム板をかましている。
これが外す際に余計に外れにくくなる原因ともなっている。
(ウルトラメタルローラー4は普通のナット式)
まあ今年は色々組み合わせて実験してみよう。
この組み合わせがマッチする条件は2ヶ月以上伸び、セイタカアワダチソウなどの硬い草が多く点在するところかな?。
自分の畑は一周するのには二ヶ月以上かかるのでマッチしているように思う。
欠点は重い事と若木までぶった切ってしまう事くらい。
●補足
このマキタのホルダーなんだけど使用1ヶ月で破損して買い換える事になった。
ツメが割れていつの間にやら本体は分離してすっ飛んでいった。おまけにこのマキタグリーンは草の中に落ちるともう探せない。
なぜにどうしてこんな色???山の中ではマキタ色は無用です。
他メーカーはもうちょい安いのでどうせ1シーズンもたない使い捨てなんで次は安いのにする。
●結論
この組み合わせにしてからやたらナイロンカッターの本体が破損するようになった。
ひどい時は開始30分で。
ホルダーを3回買い替えてやっと理由が分かった。
二枚刃が木や石にヒットした際に結構な衝撃が来る。その時の衝撃でナイロンカッター本体の爪が外れたり最悪割れたりする。
やっぱり組み合わせはやめた方がいい。
二枚刃は欠ける程度で済むがナイロンカッターはかなりの確率で破損するか本体の爪が外れてスプリングやらアイレットやらがすっ飛ぶ事になる。
結論としては二枚刃だけでいい。
でも二枚刃も木にヒットすると最悪刈払機が壊れます。特に大排気量の背負式は。
フレキシャフトがねじ切れるのでくれぐれもご注意を。